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[ 大型本 ]
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広辞苑 第六版 (普通版)
・新村 出
【岩波書店】
発売日: 2008-01-11
参考価格: 7,875 円(税込)
販売価格: 7,875 円(税込)
Amazonポイント: 78 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,300円〜
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・新村 出
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カスタマー平均評価: 4.5
とても面白い 仕事で調べ物をする際、普通の国語辞典では物足りなくなってきたので、はじめて広辞苑を購入しました。
かなり大きくて重たいので調べる時は大変ですが、それが苦にならないほど充実していて仕事中に脱線してしまうこともたまにあります(笑)。
挿絵も多くて、百科事典に近い感覚。「いや、この挿絵は要らんだろう(笑)」と思うようなものまであったりして、本当に楽しいです。
もっと早く買っておくべきでした。
これからの辞書の未来を占う本 広辞苑には独特のおもしろさがあります。
読み進めるのではないけれど
単語の文章が何処かに繋がってる錯覚を感じる。
しかしこれから先、辞書を携帯し必要なとき調べるとき
スマートフォン版大辞林(小さい画面なのに俯瞰で単語を調べられる)
などの台頭で
個人的に辞書も過渡期を迎えたのではと思います。
とはいえ一家の本棚に一冊あると安心することこの上ないですし
この辺の比較は端末の進歩に期待するまでですね。 一家に一冊。 web辞書も便利ですが、
何故か【広辞苑】を手にとって調べる方が落ち着くんです。
私が生まれる五ヶ月前(母が妊娠5ヶ月だった頃)、
母は妊娠を知らず書店で働いている時に広辞苑の改訂版が出版されたので、
何となく買ったそうです。そのため、私が小さい時から【広辞苑】が家に存在し、
【辞書を調べる=広辞苑】という図式が頭の中に出来上がっていたような・・・
このレビュー内で他の方も書かれていましたが、
『一つの言葉を調べると他の言葉も知ることができる』という
面白い読み物だと思います。
一家に一冊。
オススメしたい!
進化し続ける辞書 広辞苑は日本語の指標のように使われています。
新しい版が出たら、最新の用語の記述の不具合を探してみるのはどうでしょう。
今回の辞書ではおかしなところは見つけていません。
新たに買う必要があるかといわれれば、第5版を持っているのならいらないかもしれません。
第4版でも十分かもしれません。
第3版しかお持ちでない方は、購入を検討してはいかがでしょうか。
30年以上経つと、とても用語が違います。
ps.
電子辞書なら、すぐに買い換えるとよいでしょう。 国語の標準を示す、一つの金字塔。 日本語の正しい用い方を調べたいとき、第一に引くのが広辞苑。
辞典なので、様々な説の主力となる意味や用い方を示す。
日本語の用法の、ほぼ主力といってよい内容が、もっとも多く記載された辞書。
完璧を目指しているだろうが、異説もあるかもしれない、また間違いもあるかもしれない。
それでも、一度は使ってみるべき大作。
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俗語雅調 (明治期国語辞書大系)
【大空社】
発売日: 1998-10-28
参考価格: 5,250 円(税込)
販売価格: 5,250 円(税込)
Amazonポイント: 52 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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新アフリカ現代史―現代アフリカの民族主義と共産主義
・梅津 和郎
【泰流社】
発売日: 1987-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 5,250円〜
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・梅津 和郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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日本国語大辞典 (第1巻)
・小学館国語辞典編集部
【小学館】
発売日: 2000-11
参考価格: 15,750 円(税込)
販売価格: 15,750 円(税込)
Amazonポイント: 157 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,250円〜
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・小学館国語辞典編集部
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カスタマー平均評価: 5
国語辞典の‘ひとり横綱’(=追随する大関陣の姿みえず) 広辞苑は根強い人気ですね(私も持っていますよ)。さすがに最近は、れいの常套句――「広辞苑によれば……」というフレーズ――を、恥じらいも衒いもなく文頭にかざるような人は、すくなくなりましたが。また、「新解さん」(=三省堂 新明解国語辞典)も、れいの快著(怪書?)赤瀬川原平『新解さんの謎』のおかげで、ファン層を広げましたね。個性的な辞書は、どんどん現れてほしいものです。というわけで、広辞苑ファンも新解さんファンも、おおいに結構。でも、それらだけで満足してしまっているとしたら、大変もったいない。「日本最大の国語辞典」をうたう、この全13巻(+別巻1册。あとで出た)の堂々たる大辞典が、まだまだ一般に認知されていないように見受けられるのは、残念です。なにしろ現代日本語の辞典のうち、ほんとうの意味で「大辞典」と呼べるのは、これだけなのですから。 まったく読んでいて飽きない内容です。たんに私が辞書マニアの変人だからというわけではないと思います。語釈や語源の解説が、とくにおもしろい。小さい辞書には載せきれないような、興味深い内容があふれています。また、この大辞典の公式サイトである「日国.NET」には、ディープな言葉好きが集います。みんなで日本の「ことば」を、もっと楽しみましょう。
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[ 単行本 ]
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かん字〈4年生〉 (くもんのまんがおもしろ大事典)
・山田 勝美 ・熊谷 さとし
【くもん出版】
発売日: 1989-07
参考価格: 927 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 5,250円〜
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・山田 勝美 ・熊谷 さとし
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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新潮現代国語辞典
【新潮社】
発売日: 2000-02
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 5,230円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
稀に見る優れた国語辞典
ほとんどの用例が昭和20年ぐらいまでの文学作品から採られていることは有名だが、この辞書の長所はそれだけに尽きない。
先ず、見出し語が、和語は平仮名、漢語とそれ以外の外来語はカタカナで表記されており、一目でどれが和語でどれが漢語か認識出来る。例えば「終わる」なら「おわる」、「終了」なら「シュウリョウ」となっている。「ガリ版」の様な和漢混合語なら「がりバン」という具合に。小さな工夫かもしれないが、これは非常に有益だ。(『言海』と『大言海』以外でそういうことに気を使っている国語辞典があまりないのが現状。)
次に、定義が簡潔で、マトを得た自然な日本語で書かれている。「その人が必要とするところの…」式の関係代名詞を無理やり日本語に訳したような、あるいは、六法全書みたいな、目障りな言葉使いをしていないところがいい。(国語の規範を示す役割を持った国語辞典がそういう言葉使いをしている場合が多いのが現状。)
さらに細かいことを付け加えるなら、安っぽい二色刷りにもしていないし、全体の統一を崩すコラムなどがないのもいい。製本技術はすばらしいの一言だろう。ページをめくる度に感覚的・物理的満足感さえ与えてくれる。この第二版は第一版より200ページほど増えているが、新しい言葉が増強されているだけでなく、紙質がよくなっており、裏が透けぎみで読みにくいという問題もきれいになくなっている。(この問題さえなければ、第一版は薄くて持ち運びに便利なのですが…) 用例の豊富さが一番の特長 普通、このクラス(3,000円前後の価格帯)の辞書だと、用例(語句の使用例)は辞書編集者の作例であることが多い。しかし、新潮現代国語辞典の用例のほとんどは、森鴎外、芥川龍之介、志賀直哉などの近代文学作品から引用されている。しかも、すべて出典が記されている。したがって、ある言葉を引くと、その言葉がどの年代に、どのように使われていたのかがわかる。わたしは、辞書を引いたときに用例に目を通したことはほとんどなかったが、この辞書を使い始めてからは、必ず用例を見るようになった。そして、言葉の使い方にも気を配るようになってきたように感じている。 すばらしい辞書です 売り上げ順だとあまり人気がないようですし、書店にも置いてないところが多いようですが、この辞書は、硬派で、すでにご紹介があるように、近代文学から用例をとり、その出典を示すという、途方もない苦労が詰まっています。その分、言葉に対する厳格さがあり、新語(新用法)を収録するという最近の辞書のトレンドからすると次の改訂はどうするのだろう、と思ってしまいます。たとえば、新明解・名鏡に載っていてもこれに出ていなければ日本語ではないというのも一つの立場として成立すると思います(そういう例は、コンピュータ、ITに限りません。)。2版が平成11年ですから、そんなすぐには新しい版は出ないと思いますが、明治から平成10年時点の日本語の姿を捉えた確かな辞書として買っておいて損はないと思います。(もちろん、複数辞書の使い分けをしないで本辞書のみでもたいていの日本語は読み書きできると思います) 柳瀬尚紀氏も推しています。 ジェイムス・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を、多数の辞書を駆使して翻訳する偉業を成し遂げられた柳瀬尚紀さんが、『辞書はジョイスフル』(ISBN4101481117)の中で、当該辞書について次のように書いています。「実は、小型の国語辞典で、現在、筆者がいちばん愛用しているのはこの新潮現代国語辞典だ。小型ながら、序に述べられている『著名な言語作品から実用例を求め』るという編集方針が徹底していて、文学的に、というか、『言語作品』的に、面白く読めるからである。 この面白く読めるということが、使う側からすれば辞書に期待する大きな要素だ。辞書は引いても、どうせ忘れる。だから何度でも引くことになるのだが、辞書が面白ければ何度も引くのが億劫ではない。」(p63,4) 私見で恐縮です。「小型の国語辞典」では、『新潮現代国語辞典』が確かに「面白」さで一推しの辞書ですが、「大型の国語辞典」も選択の対象に加えるならば、なんと言っても『学研国語大辞典』(ISBN4051035018、もしくは机上版のISBN4051035026)に勝るものは無いでしょう。『新潮現代国語辞典』より収録語数の点で2万3千程多いだけですが、書籍の大きさは23万の収録語数を誇る『広辞苑』と同程度あります。その用例のボリュームは他を圧します。明治以降の小説・戯曲・詩・評論・新聞から採集した用例は出典も明確にされていて、ちょっとした「詞華集」と言っても過言ではありません。そして、用例の採集は戦後にも及んでいます。 あくまでも携帯性やハンディーであることを求める向きには『新潮』を、多彩な用例をじっくり味わいたい向きには『学研』をお奨めいたします。 ありそうで、ない 国語辞典の主な単語に用例が載っているのは至極当たり前のことではありますが、その用例を現代小説(明治以降)、評論、詩、童謡から引用している辞典は他に無いはずです。出典作家は、 芥川龍之介、石川啄木、伊藤左千夫、伊良子清白、岩波茂雄、上田敏、内田魯庵、大杉栄、小津安二郎、仮名垣魯文、川端康成、北原白秋、北村透谷、木下杢太郎、国木田独歩、幸田露伴、小林多喜二、斎藤茂吉、斎藤緑雨、坂口安吾、佐々木邦、佐佐木信綱、サトウ・ハチロー、佐藤春夫、志賀直哉、島崎藤村、昭憲皇太后、末広鉄腸、高村光太郎、太宰治、谷崎潤一郎、田山花袋、坪内逍遥、土井晩翠、永井荷風、中勘助、中島敦、長塚節、夏目漱石、西周、野上弥生子、野口雨情、野村胡堂、萩原朔太郎、林芙美子、樋口一葉、手塚らいてう、福沢諭吉、二葉亭四迷、正岡子規、正宗白鳥、宮沢賢治、三好達治、室生犀星、森鴎外、柳沢健、山田美妙、与謝野晶子、若山牧水、と錚々たるものです。 これだけ見ると、国語、国文学を勉強する人向けと思われるかもしれませんが、決してそうではなく日常に何ら問題なく活用できます。 同音異義語も解り易いです。 余談ですが、新明解と両方読み比べてみると面白いです。 ただ、「こだわる」でBふつう無視されているあることに、意義があると考える。「シーフードにこだわった」と、最近の間違った使い方を三つ目の意味として注釈無く載せたのは、言葉は進化するものだとしても辞典としての役目を考えると承服しかねるので☆一つマイナス。
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[ 単行本 ]
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字訓 新装普及版
・白川 静
【平凡社】
発売日: 1999-01
参考価格: 6,932 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 5,200円〜
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・白川 静
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カスタマー平均評価: 5
日本語と漢字の結びつきに関心のあるすべての人に 日本にまだ漢字がなかった頃から存在した言葉(多少不正確な言い方かもしれないが、いわゆる“大和言葉”)と漢字との結びつきを、様々な文献から具体的に、また歴史的視野に基づいて立体的に解き起こした本書は、そのバックボーンとして、つとに知られた“白川漢字学”をふまえているだけに、強い説得力とスリリングとさえいえる論証に満ちている。一般的な意味での「古語辞典」「語源辞典」ではないので、日常的に使用する辞書とは言い難いが、大和言葉の成り立ちやその漢字化に少しでも興味のある人は、ぜひ持っていたい本である。その点で“普及版”の持つありがたみは大きい。 あえて苦言をいえば、組み版に多少メリハリが欠けるため、各見出し内の記述の切り替わり(諸項目)がわかりずらい点があ!!げられる。カッコや記号類を利用するなどして、もう少し見やすくできたハズである。 とはいえ、これは些末なことであり、本書の価値はいささかもゆるがない。
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王朝語辞典
【東京大学出版会】
発売日: 2000-03
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格: 7,140 円(税込)
Amazonポイント: 71 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,200円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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有斐閣 法律用語辞典
【有斐閣】
発売日: 2006-03
参考価格: 6,510 円(税込)
販売価格: 6,510 円(税込)
Amazonポイント: 65 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,200円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
辞書としては最適 用語が端的に解説されているので、じっくり勉強するには最適。
ただし、採用試験、昇任試験としては詳し過ぎるかも。
また、値段が高いかな。 時間を浪費したくない方はぜひ!
定義を確認したり、記憶を喚起するのに極めて有効です。
学術書や予備校の参考書で学ばれた方も勉強時にこの一冊を利用すれば定義を見直す際に時間を浪費することはありません。
値段は高めですが、その内容を見れば納得できるはずです。
読書には国語辞典、法律学習には法律用語辞典!
まさに切っても切れない関係ではないでしょうか。
某講師言う通り 国語辞典のように、使いやすいです。
某講師も講義でおっしゃってました。
高価なものですが、持っていると結構重宝します。
ただ、法律学小辞典に比べると、解説がすくないですが。
ちょっと、言葉の意味をしりたい、確認したいといううときは、この本は使いやすいと思います。
解説がしっかり載っているものが欲しいのでしたら小事典を、国語辞典のように意味を知りたいのが欲しいのであればこの本を、購入してください。
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[ 単行本 ]
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字統 新装普及版
・白川 静
【平凡社】
発売日: 1999-01
参考価格: 6,932 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 5,198円〜
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・白川 静
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カスタマー平均評価: 4.5
誠実でした 商品の紹介・案内の通りの物でしたし、納期・包装等も
誠実に実行していただきました。有難うございました。 古代のケータイ文字 常々 文字は思想であると思っているが それを強力にバックアップしてくれるのが 本書である。 本書で展開される漢字の成り立ちを読んでいると 昔の人が いかにして 天と地と動物と植物と そうして 人間を見つめてきたかが分かり ある意味で感動的である。なんというか 漢字というものが 非常に科学的であり 哲学的であることが本当に身に沁みるのだ。 その意味で古代の人のたぐいまれな 知性というものが はっきり分かる。ケータイ文字を発明した現代の若者の創造力も 決して悪くないなあと思う反面 古代の人の創造力は それを遥に凌駕していたこともわかり 現代人たる小生にして 「痛快」であり「爽快」である。 多くの方が仰っている「読むための辞書」という言葉は 本書に誠に合っていると思う。ちょっと高いかもしれないが 一家一台ではなかろうか? いざというときのために 漢字の成り立ちが詳しいので 子どもの命名に役立つのでは。 漢字を使う国に生まれて 漢字と言うものが古代の中国の生活の中から生まれ、その生活の匂いさえするものであるということが、私のごとき浅学の門外漢にも垣間見ることが出来た。 引く辞典ではなく、読む辞典。 見知ったあの字、私の名前のこの字、その由来を知るだけでも面白い。他人にもついウンチクしたくなります。 調べるのでなく読む字書 この字書は実証に基づく金文甲骨文字研究の成果を存分に取り入れた「現代の説文解字」というにふさわしい内容であることは、評価が定まっています。 凝縮した表現と当然に使用される学術用語。それらを前にすればこの字書を理解するために、さらに辞書をひくはめに。 「漢字百話」や「漢字の世界」等を読んで白川文字学の前提を知って、この字書が言わんとすることが理解出来ました。従って、この字書を単純に手放しで褒めるのは、危険と思い評価は☆3個(これは内容でなく、読者を選ぶという意味です)。 学習者向けに本書の表現を分かりやすくした「常用字解」の編集が完成しました。本書は白川博士の「説文新義」を一般人向けに解説した字典との位置づけです。「説文新義」「字統」「常用字解」のラインナップで白川文字学への登山道がようやく一般人にも解放され喜ばしいかぎりです。
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