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類語大辞典

  アイテム一覧  
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類語大辞典 日本語表現大辞典――比喩と類語三万三八〇〇 日本語大シソーラス―類語検索大辞典― 講談社『類語大辞典』の研究―辞書がこんなに杜撰でいいかしら 類語大辞典 大活字版 類語国語辞典 日本語大シソーラス類語検索大辞典 CD-ROM版[CD] 角川類語新辞典 日本類語大辞典 (1974年) 大活字 言葉豊かに 俳句類語辞典 (Sanseido’s senior culture dictionary)
類語大辞典 日本語表現大辞典――比喩と類語.. 日本語大シソーラス―類語検索大.. 講談社『類語大辞典』の研究―辞.. 類語大辞典 大活字版 類語国語辞典 日本語大シソーラス類語検索大辞.. 角川類語新辞典 日本類語大辞典 (1974年) 大活字 言葉豊かに 俳句類語辞..


類語大辞典

[ ハードカバー ]
類語大辞典

【講談社】
発売日: 2002-10-01
参考価格: 6,825 円(税込)
販売価格: 6,825 円(税込)
 Amazonポイント: 68 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,000円〜
類語大辞典 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  4.5
良い類語辞典です
「類語大辞典(講談社)」については批判も多いようです。 私が使用しているのは、サイズの小さい「類語辞典(講談社)」の方ですが、こちらの「類語大辞典(講談社)」の方にレビューさせて頂きたいと思います。m(_ _)m 私はこの辞書は素晴らしい辞書だと思います。 その理由は語句の定義もしっかりしていて腑に落ちますし、その語句が本質的にはどのような意味なのかが分かるように分類されているので、そこが良いと思ったからです。 例えば「機関」という語句を調べた場合、「動かす」の「機械」の「動かすための装置」に分類されています。この分類だけ見ても「機関」という言葉は『平たく言うと、何かを動かすための機械のことね』と大枠を理解できます。 この辞書とよく対比される角川の類語国語辞典(または角川類語新辞典)はこのように記載はされていません。 とは言っても、「類語大辞典(講談社)」で語句の意味がしっくりこなくて「角川類語新辞典」で調べたら しっくりきたということもあると思います。あるいはその逆もあります。 要は、何かを調べようと思ったとき、一つの辞書にこだわらず、自身が納得いくまで、角川だろうが講談社だろうが、いろんな辞書で調べることが大切だと思います。 私たちは、今自分が知らないことを知り、そしてその知識を生活や仕事、試験勉強などに活かすために辞書という道具を使うわけであって、決して辞書の良し悪しを評論するために辞書を使うのではないはずです。 この「類語大辞典(講談社)」も、一つの辞書としてみた場合、良い辞書だと思います。
収録語数が膨大な類語辞典
聞くところによると、講談社の類語辞典に対しては批判があるようです。でも、私は愛用しています。(他の類語辞典は使ったことがないので、講談社の辞典単体で評価します)。私は昔から文章を書くのが大好きであり、ボキャブラリーを増やして自由に使いこなし、より良い文章を書けるようになりたいと思っていました。そんな時に偶然書店で出会ったのが、この類義語辞典です。この類語辞典の特徴は、膨大な収録語数です。私は収録語数に惹かれて、辞典を購入したようなものです。また、この辞典は、現代日本語を意味ごとに「カテゴリー」として分類しています。そして「カテゴリー」内では、「小分類」という形でより近い意味の単語が品詞ごとにまとめられています。(カテゴリーと小分類には、番号がふってあります)。このような分類の御蔭で、言葉選びがしやすいです。五十音の索引も付いているので、探したい単語をすぐに見つけ出すこともできます。この辞典を使っていると、日本語の語彙の豊かさに圧倒されます。その中には、私の知らない単語も沢山あります。ページをめくっているだけでも楽しいですし、使う度に新しい発見があります。辞書好きには、たまらない一冊です。収録語数の多い類語辞典を求める人なら、買って損はないと思います。重過ぎて持ち運びに適していないという欠点はあるものの、この辞典は私のニーズにぴたりと合うものなので、評価は星五つとします。
お勧めの類語辞典は
類語大辞典(講談社)には,いろいろ批判もあるようですが,批判が多いほど,関心を持つ人が多いということ。類語辞典の性格上,語句の分類等には,どの辞書にも疑問な点にはいくつかぶつかるのは仕方ないのではないでしょうか。利用者の好みも様々ですから,自分にあった辞書を探すしかありません。 お勧めの類語辞典は,通常の国語辞典サイズが希望であれば「類語国語辞典」(角川書店),ただしサイズが小さいだけではなく,内容もしっかりして使いやすい,見やすい・親しみやすいのは「類語新辞典」(三省堂),ただし,辞書の大きさの割には内容が薄い,内容重視であれば「類語大辞典」(講談社)でしょうか。 また,違った観点からの類語辞典として,「類語類句辞典」(講談社),「使い方の分かる類語例解辞典」(小学館)も,一度手にとって,自分の欲しい類語辞典はどんな辞典なのか,探してみてはどうでしょうか。
日本語教師・日本語学習者必携
某国立大学の留学生センターで日本語を教えています。日本語はフランス語はもちろん、多くの外国語に比べて語彙が多く、特に類義語の微妙な使い分けは学習者を苦しめるようです。授業中(講義よりもこちらの方が適切)の質問でも、語彙に関するものがおそらく三分の二以上を占めますから、教科書などで新しい言葉が出てきた際に、学習者のレベルに応じて類義語を示し、それらとどのように意味が異なるかを説明する能力は日本語教師にとって必須のものです。このようなスキルを身に付けるためにこの辞書は最適です。日本語教師を目指す学生、また上級レベルの日本語学習者にも是非この辞書を手に入れて平素から愛読することをお勧めします。
小説家志望は必携
語彙無き者が語った痴愚文学は見るに耐えない。全ての小説家はまず、漢字検定一級の称号を得てから訴えるべし!
その上で、これは漢検勉学に逃げ腰な私の様な阿呆学徒に、反則的必殺技として利用されまくっている辞典界の賢仙である。
難点は分厚いこと唯一つ、故に購入後はノコギリで表裏表紙を切除し、全体的に柔らかく使い勝手を良くしたまえ!
後は手垢に塗れるまで使い尽くす、これである。
ちなみに、電子辞書と大日本シソーラスを加味すると、更に強力な超必殺技を放出することも可能!

日本語表現大辞典――比喩と類語三万三八〇〇

[ 単行本 ]
日本語表現大辞典――比喩と類語三万三八〇〇

・小内 一
【講談社】
発売日: 2005-03-16
参考価格: 4,200 円(税込)
販売価格: 4,200 円(税込)
 Amazonポイント: 42 pt
( 在庫あり。 )
日本語表現大辞典――比喩と類語三万三八〇〇 ※一部大型商品を除く
小内 一
カスタマー平均評価:  3
小説を書く人のための辞書
言葉に色をつけたいときやいい表現力が欲しいときに参考になる。 そっくりそのまま真似をするには抵抗があるが、その表現からイメージが沸くきっかけとなって、それなりに自分の言葉でよく似た表現が出てきたりする。 文章力がないと嘆いている人には、真似をしていい表現をするための手っ取り早い上達法になるかもしれない。 分厚い辞典なだけに値段は安くないが、小説を書く人には必ず役立つ本。
電子化希望
特に類語関連の辞書は電子辞書じゃないと引きづらくて仕方ないのです。
著者の方はパソコンを使って本辞書を作成されたと聞いていますので、
是非、電子化を希望します。電子化されれば多少値段が張っても、
間違いなく購入するつもりです。
待ってました! さらなる用例増大に期待。
 文章力のない人間でも文章を書かなければならないことがある。そんな時のために備えておきたい一冊だ。
 校正歴25年の著者ならではの労作に敬意を表する。尤も、採録した作家や作品の一覧を見て、とやかく言いたい御仁があるに違いないが、今後さらなる用例増大に期待したい。
 それなのに★3つにしたのは、紙質と文字の大きさなど体裁にやや不満が残るからだ。コスト面からやむを得ないのだろう。
 とにもかくにも、もうちょっと気の利いた文章が書きたいな、と思ったことがある人には絶対おすすめだ。
面白い
いやはや、よく集めたなぁ〜という感じ。
これ1冊で、なんちゃって小説、かけますよね。
読むだけで楽しい事典。
本好きにはたまりません。
出版業界の頑迷さに失望
この企画を紙で刊行しましたか。呆れました。
未だに辞書類の新刊を紙で刊行して恥じないのは、先進国の中で日本の出版界くらいではないでしょうか。CD−ROMなどの電子辞書による検索性を抜きにして、現代の辞書はもはや論じる価値があるとも思えません。

日本語大シソーラス―類語検索大辞典―

[ ハードカバー ]
日本語大シソーラス―類語検索大辞典―

・山口 翼
【大修館書店】
発売日: 2003-09-06
参考価格: 15,750 円(税込)
販売価格: 15,750 円(税込)
 Amazonポイント: 157 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 8,000円〜
日本語大シソーラス―類語検索大辞典― ※一部大型商品を除く
山口 翼
カスタマー平均評価:  4
唯一、使える類語辞典
日本語の類語辞典は、殆ど、何のためにあるのか分からない、使えないものばかりですが、ただ一つ本書は実用に耐える辞典です。 「ロジェ」の日本語版、と言えば、分かる人には分かる人には分かるでしょう。 表現したいことははっきりしているが適当な言葉が出てこない、という時、索引を見て最も近そうな項目を引いていけば、高い確率で希望の言葉に到達することができます。また、その道筋が一本ではなく、何通りもあるところに大きな特色があります。この点、「一単語(の一用法)はひとつのカテゴリーに配置する」という主義の類語辞典とはまったく異なります(例えば講談社の類語大辞典がそうなのですが、私にはあの辞典の目的がよく分かりません)。 ただ、収録語彙には死語と思われるようなものも一部あり、逆に抜けている表現も多く、まだまだ改善の余地はあると思いますが、とにかくこういう辞典が出たことを喜びたいと思います。 なお、どちらかと言えば「知ってはいるが思い出せない」レベルの人に適した辞書で、語彙があまり少ない人には使いこなせないかもしれません(そのような人に適した辞書が他にあるのかどうか知りませんが)。
もっと深いものを!
単語が「ABC順」や「あいうえお順」に並んでいるのは「そうでないと引けないから」で、それ以外の必然性はない。では、それ以外にどんな並べ方(分類の仕方)があるか?というのは古今東西の多くの人にとって興味深いテーマだった。 「人間、動物、植物、鉱物…」という生物学的分類は「ABC」や「あいうえお」よりは何らかの必然性やつながりがあるが、そこに深い思想は見られない。残念なことに、多くの我が国のシソーラスは、この段階にとどまっており、また、英米のシソーラスは、せっかく1852年にPeter Mark Rogetが打ち出してくれた哲学的分類をほとんど無視している(もちろん、オリジナルの分類法が完璧だと主張したい訳ではないが、そこには学ぶべきものがたくさん含まれている)。 確かに「便利な言い方はないか?」という実用的態度でシソーラスを使う場合、こんなことは問題にならない。しかし、シソーラスを眺め回し、そこからインスピレーションを得ようとする哲学的態度で臨むなら、大規模で便利なだけのシソーラスはもの足りないということになってしまう。そういう意味で、本書は「大規模で便利だが内容は普通」という評価になってしまう。 民主主義の世の中は「見えにくいこと」より「見えやすいこと」によって影響される。「このシソーラスには何万語載っているか」とか「こんな変わった言い方まで載っている」というのが「見えやすいこと」だ。「見えにくいこと」とは「載っている単語と単語のつながり」や「概念(範疇)どうしのつながり」である。シソーラスからインスピレーションを得ようとする場合、後者の「見えにくいこと」の方がずっと重要である。以下のシソーラスの元祖まで遡ると、このことの重要性が見えて来る: Rogets Thesaurus Peter Mark Rogetの分類哲学にまで遡り、本当の意味で「面白いシソーラス」を誰か出してくれることを心待ちにしている。電話帳みたいなシソーラスばかりじゃ面白くない。「どうせ、みんな索引から単語を引くんだから」という態度もやはり面白くない。
国語辞典と連携すれば解決?
これは類語の語彙だけが羅列されている辞書(シソーラス)だ。 もちろん、これだけのボリュームだから、それだけでも大変有意義なのだが、これで語釈があればとないものねだりをしたくなる。かといって、さらに語釈を追加すれば、二分冊にも成りかねなず、妥協するしかかなかったのだろうと思う。 ただし、あとがきで編者が触れているように、国語辞典とリンクすれば語釈が補えるとは限らない。 というのは、類語辞典に必要とされる語釈は国語辞典とは違うからだ。例えば国語辞典で類語を引くと同様の語釈が書かれていて、違いが判らないことがあるが、その違いが些細なことで、かつ、その方が読者の理解が早いなら、それが悪いとは言い切れない。また、類語の中から特に代表的な語だけを採用して、スペースを節約することも考えられる。(「愛犬」だけ採用して、「愛猫」「愛馬」は省略など) しかし、語釈のある類語辞典なら、羅列された語の中から最適な語を選ぶ辞典なのだから、使い分けを明示する必要があるだろう。 また、冊子版のみの問題だろうが、組版が悪く、非常に読みづらい。 冊子の大きさや組版の問題は、電子化されれば解決する。版元の大修館がEPWING版を発売すれば理想的だが、その予定はなさそうだ。当面はLogiVista版をEPWINGに変換して使うべきだろうか。 (ジーニアスが改版されると、ちゃんとEPWING版で改版されている。編集者の好みなのだろうか? 三省堂や岩波のように電子辞書の窓口が統一されていればこのような混乱は避けられるのだが)
今までになかった種類の辞典
語彙のみが羅列してある辞典。厚さ約7.5cm、重さ約2kg。
本文の4/10が索引になっている点がユニーク。
(全ての語が索引に載っているわけではない。)
同じ語が複数のカテゴリに何度も登場する。
(枕詞や草花・星の名前、学問のジャンルなどの)リストや
各項目の関連語が多く掲載されていて便利。
オノマトペや人名、成句・ことわざや聖書の台詞も多数掲載。
読みにくい語句には適宜ふりがなもふってある。

他には無い種類の本で、言葉を探すには大変便利。
最初に調べた言葉は、「ラマーズ法」
次に調べたのが「ドンファン」。
いずれもど忘れしてしまって困っていた。
知らない語を知ることも出来、
文章を書くときに大変重宝してる。
語彙が少ない自分のような人間には必携だ。
内容はいいが値段と分厚さが難点
 類語検索大辞典とあるように、文章を書くときに、より適切な語句や表現を探すのに用いると、非常に便利な辞典です。

 角川や講談社の類語辞典と違って語義が書かれていないため、類義語の意味や用法の違いを知るには、別の辞典を見る必要が生じますので、その点は不便です。そのかわり語数は豊富ですから、使用目的を限定すれば、非常によくできた辞典であり、文章を書く人にとっては必須のものとなるでしょう。

 しかし、内容量のわりに値段が高いのと、本自体が大きすぎて使いにくいのが難点です。同じ内容量で、もう少し小型の廉価版が出されれば申し分ないのですが。


講談社『類語大辞典』の研究―辞書がこんなに杜撰でいいかしら

[ 単行本 ]
講談社『類語大辞典』の研究―辞書がこんなに杜撰でいいかしら

・西山 里見
【洋泉社】
発売日: 2004-03
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
 Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 415円〜
講談社『類語大辞典』の研究―辞書がこんなに杜撰でいいかしら ※一部大型商品を除く
西山 里見
カスタマー平均評価:  3.5
意見の鋭さと、それに似合う文体を
 中身はある程度興味を惹くものですが、私には文体が合わなかった。なので3点です。  一人称が「老生」で、文末が「?じゃ」などという風にずっと続くので、読んでいて相当ぐったりしました。「読んでいて」といっても通読をしておらず、3分の1くらいまででダウンしてしまったのですが。  その残り3分の2くらいは拾い読み程度で読みましたが、確かに、講談社類語新辞典のもっている問題点についての鋭い指摘はあります。しかし、そうであればこそ、まじめに――姿勢でなく、文体として――書かれていたら、本書はもっと有意義になったのではないかと惜しみます。(中身がないのをおちゃらけ文体でカバーしようとする本はありますが、そういう意図は著者にはないのでしょうから。)  そもそも、批判という性質上、礼儀をいささかも欠くことなく書くというのは難しいのでしょうが、ふざけて書いていると思われるような文章ではどうも揚げ足取りとの区別が怪しくなってきます。普通に論述したらいいのになぁと思います。詳しいいきさつは知りませんから、講談社・編者側からこの本についての反応があるのかどうかはわかりませんが、無視されても、無視する側にそれだけの言い分を与えてしまう形式で述べられていると感じます。
クレームを付けることと、モノを作ること
すべての読者(ユーザ)は、編著者(メーカー)にクレームを付ける権利がある。あれが使いづらい、間違っていると主張することは自由であり、当然の権利だ。編著者にとってもそれらは貴重だろう。 しかし、それと実際にモノを作ることとの開きは大きい。実際に先発商品を比較・検討し、実現可能性を考慮して目標を立て、実際に行動を起こす。わたしなど、それができる方々は尊敬に値すると思うのだが、この本の著者にはそれが感じられない。それでは非礼だろう。 クレームだけで1冊(2冊目だが)の本を作るヒマがあれば、ご自分で辞書を編纂するなり、それに参加した方が建設的だと思うのだが、違うだろうか。
辞書のあるべき姿が見えない
講談社の類語大辞典の杜撰な実態を批判した書物である。確かに、あの類語大辞典に氏が指摘されるような問題点が多々あることについては異論がない。実際私も使ってみて、シソーラスとして非常に使いにくいことや、案外に収録語彙の幅が狭いのを実感している。ただ、それでは如何なる類語辞典を作ればよいのであろうか。日本語は無数の語彙をもち、それぞれの語彙は多かれ少なかれ多義的である。それらのひとつひとつに包含関係を樹立し、適切な用例を付して実際に使えるようにするのは、言うは易くも非常な困難を伴う。この本の執拗な問題点指摘をせめて3割カットして、その代わりにどのようにシソーラスを作れば良いのか、その方向性だけでも論じてほしかった。そうすれば、「単に叩きたいから叩いている」などと思われずに済んだだろう。
この本自体の言葉遣いだってとても褒められたものではなく、それこそ用法の誤謬だって散見する(例:239頁末行の「不信」は「不審」の方が適切)。もう少し足元を固めてほしいものだ。
叩きたいだけ
権威を叩きたいという、ただそれだけで書かれたようなしょうもない本でした。
批判の内容は、まあ納得できる内容ではあります。
でも、西山里見という人物に、辞書批判以外の著書が見当たらないのはどういうわけでしょう?
同じ辞書批判本の著者でも、「広辞苑を読む」の柳瀬尚紀は、翻訳者として確かな実績があります(この本は面白くなかったのですが)。

しかし、本書の著者はどうでしょう?
西山里見にまともな著書があれば納得しますが、他人の褌で相撲を取るだけなら、出版界の寄生虫としか言いようがありません。

最後に一点、指摘しておきます。

「なお、インターネット上の情報では、『新明解』の「マンション」が今見るような形の記述になったのは、(良識派?穏健派?知性派?)の柴田武氏が代表を務めるようになった第五版以降と信じている人が多いようだが」との記述ですが、私の調べたところ、そんな事を書いているのは1つのサイトしか見つかりませんでした。

「多いようだが」と断定した以上、根拠があるのでしょう。
どこをどう調べたのか、その検索のコツを是非教えて頂きたいものです。
西山先生のアキレス腱
肝心の「類語大辞典」は購入していないのですが、本書「・・の研究」は、大変示唆に富んだ面白い本でした。ただ言葉の問題を取り上げている本なので、一点気になるところがありました。僭越ながらコメントをさせて頂きます。

第3章 実地検分−−「索引」を通して「ピアノを打つ」を探す、の188ページに、「時計の中に仕組まれたかなてこが金属の共鳴体を打つ」とありますが、音を出す主体は「発音体」で、その音に「共鳴」するのが「共鳴体」ではないでしょうか。もっとも、日本大百科全書の「鐘」の項に、「発音体が共鳴体になる体鳴楽器」とありますから、時計の鐘も、発音体が共鳴体を兼ねていると解釈すれば、違和感は無くなるかも。西山先生もご専門ではないところは多少気を抜かれているのかな。


類語大辞典 大活字版

[ 大型本 ]
類語大辞典 大活字版

【講談社】
発売日: 2004-02-11
参考価格: 9,240 円(税込)
販売価格: 9,240 円(税込)
 Amazonポイント: 92 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,850円〜
類語大辞典 大活字版 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  3.5
リビング必需品になっています
知り合いの手伝いで原稿をリライトすることに… 私ってこんなにボキャ貧!?とため息の毎日でした。 ある日、何気なく入った書店でど?んと目に飛び込んできたのが この巨大な本。 中身を見て一目ぼれし、でも値段をみて一瞬ひるみ…それでも 3秒後には抱えてレジに並んでいました。 高いし、重いし、どれだけ使うものかしら?と思いながら もうすぐ2年になります。 意外!我が家ではかなりの登板率です。 学生である息子たちのレポート書きに…頭の固くなった 私たち夫婦のもの書きタイムに…テレビを観ていて「?」と 思った言葉の再確認に… 「言葉」の素晴らしさを噛み締めつつ、気軽にページを めくっています。 大活字版というところもとてもいいですね!読みやすいし… 電子辞書とは別の文字を見渡す楽しみ方もできて、リビングの 必需品です。
大きいことはいいことだ。
どうせ持ち歩かないなら辞書はでかい方がいい。
私は電子辞書を持ち歩いているが
類語辞典まで持ち歩こうとは思わない。
この版型は「言海」の大型と似ている。
文字が大きいので引きやすい。
内容については皆さんのご指摘が当たっていると思う。
しかし語彙を増やすには最適である。
「絆し」を引いてほしい。
「桎梏」は知っていたが「キハン」というのは知らなかった。
私はこの辞書を徹底的に引いてやろうと思う。
そう思わせるだけの内容は少なくともある。
こんな辞書、私はいらない。
普及版の刊行後、1年3か月経って出た新版の「大活字版」である。
が、記述の誤りはほとんど訂正されずに出されたようだ。辞書作り
を知らない、自浄能力のない大講談社らしいやり方である。

シソーラスの命ともいうべき索引が索引として機能しない。bus、
bath、Bass が、区別なく「バス」で4項にまとめられているだけ

なので、Bass(音楽)を引くには最低4回は引かねばならない。し
かも、bath(西洋風呂)については、項目が重複してさえいる(編
者によれば、一方は削除されるべきものである)。「蒼い」を引く
には、「青い」を3回引いてやっと「蒼い」に届く。しかも、その
使い分けの情報は一切ない。「取る」「打つ」など多義語は、最悪

の場合は15回、見出し語の数だけ引かされることになる。こんな
面倒な手続きでは辞書は引けない。

意味の記述は総じて3級品。安易に周りの辞書を引き写したものが
目立つ。語義の区分はやっつけ仕事。意味と用例の不一致も数限り
ない。編者みずからが犯した多義語の「配列ミス(=意味分類の失

敗)」も訂正しきれないほど。重要項目が欠落している例は言わず
もがな。類語の集め方は思い付き主義。組織だった方法論がまるで
ない。情けなや。

編者の「まえがき」は、誇大広告の最たるもの。「(この辞典は)
発信用でもあり、受信用でもある。だから、日本語の辞典はこの1
冊で足りると思っている」。最近は学者がコマーシャルをやる時代

になったとおぼしい。この、嘘吐き「まえがき」から書き直す必要
がありはしないか。それとも、十年かかろうとも、「まえがき」ど
おりの辞書に全力を投じて作り直すか。

なお、採点の★は一般読者用である。研究者用ならば★★★★★。
一般読書人は買わないほうがいいが、研究者はワルイ辞書の研究の
ために買っておいたほうがよい。        (わらしべ長者)


類語国語辞典

[ 単行本 ]
類語国語辞典

・大野 晋 ・浜西 正人
【角川書店】
発売日: 1985-02
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 3,360 円(税込)
 Amazonポイント: 33 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,359円〜
類語国語辞典 ※一部大型商品を除く
大野 晋
浜西 正人
カスタマー平均評価:  4.5
これが類語辞典なんですね
現役の翻訳家の方たちが薦めるのは角川の『類語新辞典』。 でも行きつけの本屋になく、代わりにあったから購入したという…申し訳ない動機ですが。 これは良いものを買った。 まず索引の引き易さ。やはり分野別より、あいうえお順に限ります。 分野ごとの見出しにまで簡単な語釈が付いて。 その分野を更に細かく類分けし、より正確な類語が判明。 文字も大きすぎず小さすぎず。 時にカタカナ語・英語・対照語・反対語まで学べるうえ。 注欄で他の語との意味や用法の微妙な違いを解説。 翻訳の勉強をしてて悲しいのは自分の日本語のボキャ貧を目の当たりにすることですが もう手放せません。本当に助かってます。 しつこいですが…これは良いものを買った。
とても使いやすいです
冒頭の索引から引くも良し、項目から引くも良し。 とても使いやすい仕様だし、語彙も充実しています。 類語辞典はこれが初めてですが、おそらく他社の物を検討する事は無いと思います。 満足しています。
角川類語辞典の改訂版相当
昔の類語辞典は、どういう趣旨で類語が集めているのかがよくわかりませんでした。 装丁もぱっとしないし、買っても、引いたことがありませんでした。 角川類語辞書が出たときに、衝撃的でした。 読んだり、見たりするだけでも勉強になる類語辞書。 しかも、分類もわかりやすく、参考になり、シソーラスという概念を初めて知りました。 A 自然 B  人事 C 文化 に分類し、 それぞれをさらに3?4 A 自然:自然、性状、変動 B  人事:行動、心情、人物、性向 C 文化:社会、学芸、物品 に分類しています。 この分類自体が、新鮮で、さらに、その配列でいろいろ知りたいことが分かったときの驚きは今でも残っています。 インタネットの検索では、用語の木としてのシソーラス(類語辞書)は役に立ちます。 そのため、用語の木の作り方を説明したり、音楽とか、ソフトウェアとかの領域に絞って作ったりしました。 その際に、いつもお手本としておいていたのがこの類語辞書です。 仕事場用と、自宅用の2冊をいつも常備しています。 この類語国語辞典は、内容は充実したかもしれませんが、想定が古くさい感じで好きになれません。 なぜ、意匠を変えたのでしょうか? ps. 角川類語辞典で、細かい分類名で気に入らないものは、 気象:天気 位置:場 形状:高千 数量:数 関連:関係 労役:労働 などのように、自分で言い換えて使っています。
使い方いろいろ
 本書の「序」にもあるとおり、ある言葉の意味を理解しようとするとき、「国語辞典の語釈」と併せて「類義語との比較」によって、より確かなものとなる。本書はその「類義語との比較」に最適の辞典である。また、類義語を調べるほかにも、敬語表現(尊敬語・謙譲語)を調べるのにもたいへん便利である。(例えば、「言う」を引くと「おっしゃる」「仰せになる」……とたくさん出ている)  ただ、索引だけはいただけない。かな書きがされていないため、目的の言葉を探すのにずいぶん時間がかかる。その分★一つ減。
読み物として枕元に
「スイートハート」の文例が気に入って購入した。 暇を見てはこの本から気になる文例を探す。見つけると語彙や文例に線を引いている。 線を引いた語彙は、私の宝物だ。いつの日か使おうと、心にしまい機会を待つ。

日本語大シソーラス類語検索大辞典 CD-ROM版[CD]

[ 単行本 ]
日本語大シソーラス類語検索大辞典 CD-ROM版[CD]

【大修館書店】
発売日: 2006-01
参考価格: 9,975 円(税込)
販売価格: 9,975 円(税込)
 Amazonポイント: 99 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 16,296円〜
日本語大シソーラス類語検索大辞典 CD-ROM版[CD] ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  5
20年前には100万円したかもしれない。
20年前であれば、これだけの辞書は100万円はしたと思われます。 現在では、1万円で手に入ることは脅威です。 課題は、利用者からの意見をどのように次の改訂に反映させるかだと思われます。 WEBでうまく作りこめれば、より洗練された多様な類語辞書が作成できるのではないでしょうか。 今後の検討を祈ります。
語彙が豊富で使い易い大シソーラス
豊富な語彙数が有難く、紙の類語辞典に比べて検索が極めて容易である。しかもメモ機能、単語登録機能も付加されていて其の利便性は抜群である。内容については、満足していて何等注文する事は無い。ただシソーラスの編集者にしては、「大字典」の栄田猛猪氏、「類語の辞典」の志田義秀氏などの序跋に比して、文致に格調を欠き、現代口語文とは謂えども、筆勢が感じられないのは如何したことであろう、と訝しく思う。安易な語彙選択をなし、日本語語彙を熟知している筈の筆者の手になったものとは思えない卑俗な語り口が窺われる。とはいえ、彼の長年に亘る衰えぬ執意と緻密な分析に成るシソーラス完成の業績は世人の裨益するところとなり、大いに賞賛さるべく、この一事を以って筆者を貶めようとするものではない。思うに語彙の蓄積は文筆活動に不可欠の要諦だが、直ちにそれのみでは達意の文には至らない。シソーラス完成の脱力感が然らしめたのであろうか、此の跋文は、編者にしては千載の痛恨事、と惜しまれるのである。

角川類語新辞典

[ 単行本(ソフトカバー) ]
角川類語新辞典

・大野 晋 ・浜西 正人
【角川書店】
発売日: 1981-01
参考価格: 5,355 円(税込)
販売価格: 5,355 円(税込)
 Amazonポイント: 53 pt
( 通常5〜7日以内に発送 )
中古価格: 2,800円〜
角川類語新辞典 ※一部大型商品を除く
大野 晋
浜西 正人
カスタマー平均評価:  4.5
この類語辞典は画期的でした。
昔の類語辞典は、どういう趣旨で類語が集めているのかがよくわかりませんでした。 装丁もぱっとしないし、買っても、引いたことがありませんでした。 角川類語辞書が出たときに、衝撃的でした。 読んだり、見たりするだけでも勉強になる類語辞書。 しかも、分類もわかりやすく、参考になり、シソーラスという概念を初めて知りました。 A 自然 B  人事 C 文化 に分類し、 それぞれをさらに3?4 A 自然:自然、性状、変動 B  人事:行動、心情、人物、性向 C 文化:社会、学芸、物品 に分類しています。 この分類自体が、新鮮で、さらに、その配列でいろいろ知りたいことが分かったときの驚きは今でも残っています。 インタネットの検索では、用語の木としてのシソーラス(類語辞書)は役に立ちます。 そのため、用語の木の作り方を説明したり、音楽とか、ソフトウェアとかの領域に絞って作ったりしました。 その際に、いつもお手本としておいていたのがこの類語辞書です。 仕事場用と、自宅用の2冊をいつも常備しています。 ps. 分類も、細かい分類では、 気象:天気 位置:場 形状:高千 数量:数 関連:関係 労役:労働 などのように、自分で言い換えて使っています。
やっぱりこれですね
最近出た三省堂類語新辞典も買ったのですが、やっぱりこちらのほうが 私は好きです。一つの言葉から導かれる語彙の数が多いような気がします。 サイズも講談社や三省堂に比べると、微妙に薄くて取り回しが楽です。 その分、字が少し小さいという点はさておき、類語辞典として、ほかの言い方はどんなのがあるかなというときには、重宝で完成度は高いといえると思います。三省堂の方は、やや取り上げ方が薄い感じがします。一番老舗本で改訂もないのに、三省堂の新本に触れて、改めて本書はすごいなぁと思いました。
よいかと
辞書の良さは他の方が書かれているので、それ以外のことを。

文字はやや小さいかと思います。
しおり(紐)が二本ついています。
巻末の索引が、ひらがなではありません。漢字まじりです。だから、
引きにくい。単語を探すのにスムーズにいかない。その点が残念です。
慣れれば問題はないでしょうが。

単語量は豊富です。
言葉の幅が広がります。
是非一冊、お手元に。
日本語表現の幅を広げる
言いたいことはあるんだけれども、もうちょっと「大人びた表現にしたい」「言葉の微妙なニュアンスを相手に伝えたい」など考えている方、こちらの辞書がぴったり。
かくいう私がそうなんで・・・。

会社の会議とか、プレゼンをやるとき、会合で挨拶をするときなどなど、この辞書の出番は社会人になってから増えましたね。

自分で文章を考えて、もう一歩上のランクの文章にしたい、練り上げたい、という状況になると、この辞書は手放せません。

受験のときに、予備校の先生に教えてもらったんだよな、確か。
あの先生、元気にしているかな?
最高のシソーラス
仕事の関係上、現在出ているシソーラスを比較したのですが、一番使い勝手が良く充実しているのがこの辞典でした。サイズも価格も手ごろなので、是非家庭に1冊おいてほしいと思います。索引ページだけ用紙に色がついているのも利用者にとってはありがたい工夫です。


日本類語大辞典 (1974年)

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日本類語大辞典 (1974年)

【講談社】
発売日: 1974
参考価格: 8 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 3,776円〜
日本類語大辞典 (1974年)
 
カスタマー平均評価:  3.5
日本が世界に誇れる類語辞典
永井荷風が「言海と森鴎外全集を繰り返し読んでいるだけで教養は身につく」というようなことを書いているらしいが、この類語大辞典の方が『言海』より楽しめる。明治42年に出た本だから「古くさい」のは当たり前だけど、単語の並べ方(分類方法)が独特。ロジェイのやり方とも普通一般に見られる方法とも異なる。 昔、この辞典は「人に教えたくない辞典」の代表格で、多くの作家や翻訳者達が誰にも教えず隠し持っていた。確かに実用からはほど遠いが、内容の深さ、規模の広大さは計り知れない。こんな辞典が明治42年に出版されていたなんて驚きだ。 加島祥造氏の『英語の辞書の話』で紹介されたり、講談社学術文庫から『類語の辞典』として復刻されたので知名度はある程度上がった。しかし、文庫版の方は文字が小さく読みづらいので、もともと非実用的な本書がさらに非実用化されてしまっているし、文庫本としては高い。 この辞典には『言海』と同じ様に「非実用の用」がある、活字の美しさがある。魂がある。深さや、味わいが凝縮されている。だから、たぶん『言海』のファンには大喜びで受け入れられると思う
シビアな見方をすれば「時代遅れ」
1800頁ほどの大部なハードカバーで、重い。 その点で、まず使い勝手が悪い。 辛口で評するが、表記が「現代かな遣い」ではなく、その点でも検索が大変だ。 たとえば、「交差する」という語の類語を調べたいと、思い立ったとしよう。 が、第一に「交差」という見出し語が見当たらない。 まあ、この程度のことは大したことではない。「交わる」ならどうかと、当たってみる。 ある。在ることは在るが、表記は「まじはる」。まあ、これもいいとしよう。 しかしながら、ここでは「まじはる」は「交差」を意味せず、「(人と好を通す。友となる)。」という語義で、多数の類語が列挙されているだけだ。私は困惑してしまった。 すなわち「たうす(*出力できない字)。せつす(接)。ちかづく(近)。あひしる(相知)。しりあふ(知合)。かうさいす(交際)。したしむ(親)。つきあふ。」という具合だ。 ついでに、古語の「まじらふ。」がある。 そして、さまざまなバリエーションが並ぶ。一部を抜き出すと、「世の俗人に――・ちりにまじはる(塵交)。」だとか、「したしみ――・カン通、カン侯、送カン。つうず(通)。」(*カンは出力できない字)だとか、「其群に加はり――・たちまじる(立交)。」だとかである。 ちなみに「まじはる」の前後には、「まじはり」「まじふ」という見出し語があるが、「まじはり」のほうは「交誼。情誼。」等々という語義で大々的に展開されており、やはり満足な結果を得られない。 「まじふ」のほうは、「せつす(接)。」等の類語が3つ並んでいるにすぎない。 そこで、思い切って私は『新明解国語辞典』(三省堂)を持ち出し、「交差」の語義を調べ、「すじかいになること」という説明を得て、もう一度、『日本類語大辞典』に戻ることにした。 無論「すじかい」では載っていない。 旧仮名遣いの「すぢかふ」を引くことになる。 「(すぢ行きちがふ、即ち斜にすぢ打交はること)。」という語釈があり、欲しい類語としては期待したほどのサンプルを得られないまま、検索を終わった。私は断念した。 おそらく、趣味的な読書として、古色蒼然たる言葉づかいを、気ままに読んで楽しむことはできるだろう。 だが、あくまでスピーディな実用のためにこの本を使用しようと考えるのは、間違いであると断言できる。 その意味で「現代人」にとっては不便極まりない辞書だが、その代わり、時の経過とともに当初は想定されていないかたちで上昇することになった「趣味的価値」はふんだんに備えている本という評価はでき、そこに好奇心をくすぐられるなら、入手しても良いのではないか。 まあ、言うならば、ここでは「検索」作業を断念することを繰り返しながら、日本語の「失われた多様性」を垣間見ることが強いられるわけであり、「通用している限りでの多様性」を走査したいなら、他の辞書が、断然有用である。

大活字 言葉豊かに 俳句類語辞典 (Sanseido’s senior culture dictionary)

[ 単行本 ]
大活字 言葉豊かに 俳句類語辞典 (Sanseido’s senior culture dictionary)

【三省堂】
発売日: 2002-04
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 品切れ
中古価格: 4,499円〜
大活字 言葉豊かに 俳句類語辞典 (Sanseido’s senior culture dictionary)
 
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年7月9日(木)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク