カスタマー平均評価: 4.5
収録数は多いが翻訳時以外にはあまり使わない とても分厚く、収録イディオム数、例文なども多いが思った以上に使っていない辞典。
その理由は、例文とその和訳に力を入れすぎて、肝心のイディオムの使い方の情報が少ないため。
例えば、どれくらいの頻度でそのイディオムが使われるのか、文語として用いられるかなどが記載されていない。
また、この辞典は文章を訳すことに特化していて「Writing」にはあまり活用できないことも難点。
英和だけでなく、和英も乗せて、似た意味のイディオムのネットワークを作っておけばもっと良かっただろう。
値段も5,000円と決して安くないことも、マイナス評価に挙げられる。
結局のところ、この種の辞典は「英辞郎」やアルクのWeb辞書でも十分まかなえる。
今後の紙辞書に望まれることは、ただの和訳例文集にとどまらない物を作る必要があると思う。
英語教育者必携 最初は単なる大型の熟語辞典かと思いましたが,他の辞書では熟語扱いされていない慣用句や,他の辞書に載っていない訳語(例:That's all there is to it),および気のきいた訳語(例:more or lessに「事実上,〜も同然」)などが豊富に載っていて,かつ活きた例文が1つの熟語にたいてい複数載っているのでとても役立ちます。最近同出版社からこの辞書を収録した「E-DIC」というCD-ROMが出たのでそちらの方が検索の便はいいと思いますが,Windowsのみ対応なので,私のようなMacユーザーはこの紙の辞書に頼るしかありません。 画期的 すごい辞典です。 日本の辞典や英語教材のデタラメが明らかになります。「as opposed to」を例にとってみましょう。 ・翻訳者に人気の辞書L:「〜に対立するものとして、〜とは対照的に」 ・電子辞書などで人気の辞書G:「〜とは対照的に、〜に対立するものとして」 ・ベストセラーTOEIC熟語集D:「〜とは対照的に(反対の)」 ・この(マケーレブの)辞典:「〜と比べて、〜に対して」 他にも様々な辞書や書籍を調べてみましたが、日本のものは大同小異です。 熟語集Dの例文には、こうあります。 「Your needs, as opposed to your wants, should have priority.」 (欲望とは反対に必要性が優先されるべきだ) この和訳で意味が通じますか? 理解しがたいですよね? 本当の意味はこうでしょう。 「欲しいものより必要なものの方が優先されるべきだ」 マケーレブの辞典の語義こそが、適切かつ簡潔明瞭といえます。 日本では間違った語義が、そのまま流用されているのでしょう。 「as」関連の熟語を少し調べてみるだけでも、このような事例が多数あります。 「as such」「as of」なども、「as opposed to」ほどではないですが、 このマケーレブの辞典の語義は熟語の本来の意味を見事にあらわしています。 学生をはじめ多くの日本人が、的を射ない語義を必死に暗記しているなんて、悲劇です。 座右の書です 私はこの本はとても良いものだと思う。 この本は日本で言うイディオムと米国で言うイディオムとの意味の違いに着目し、後者で使われる「idiom」の意味に沿って、イディオム、慣用句、熟語、口語表現などが収録されている。 根本的に「イディオム」の意味の捉え方の違いもあるが、多くの他のイディオム辞典はイディオムとただ意味が載っているだけのものがほとんで非常につまらない。例文もあまり載っていない。 一方この辞典は例文も豊富(英語関連の辞書で例文が多いということは、英語学習には重要なことである!)で、場合によっては使われ方などの説明もされていて、単に辞書だけでなく読み物としてもおもしろいと思う。 そう言った意味では今までなかった"実践的"なイディオム辞典ではないだ!ろうか。 単にイディオムの意味だけが分かれば良い、というだけ人には不適切かもしれないが、イディオムを身につけたい、という人には特にオススメしたい。 よくわからん 一見しただけですが,詳しいところあるとおもうが、accout for,inside out,sayなどリーダスのほうが詳しいと思うし,全体として,古いがクラウンのほうが良くできていると思うが、いかが。
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